はい~またしても麻布麻布。
昨日、麻布大で催された公開講座に行ってきました。
JAPDTカンファレンスのときに開催を知った、人間のアレルギーに関する講演。
私の目的は、「ジャンル問わず多方面から犬について考える」。
偏った世界しか知らないと、どこか曲がっていっちゃうし、その道のプロから見たら鼻で笑われちゃうしね。
いろいろ知ってたほうが、全部受け止めてカスタマイズされたアドバイスができるでっかい人間に
なれる…はずw
北里の漢方もおもしろかったし。
獣医学部だけでなく、生命・環境科学部もあるんですよ~
はい、アニサキスアニサキス~
この後座席も増設してたので盛況ではありましたが、どうやら出席数のために出てる学生多数。
一般人が少ないしなんかちょっと行きづらいかもね。
北里とかのほうが市民講座は落ち着いていて参加しやすかったな。
結論としては、45分1コマで3つも回すには浅く広くなりすぎて残らないから、
3コマぶっつづけてテーマひとつに絞った方がよくない?って思った。
企業の話はおもしろいですよね。宣伝入りつつも熱意を感じるし、
利益出すのに必死なだけでなく、社会貢献という根本的な企業理念を忘れてないからかもしれない。
1コマ目の東大大学院の研究院さんの発症機構と経口免疫療法については、
基礎のきだったので、T細胞とかリンパ球まで45分ではきつそう。
わかりやすいスライド作っていただいていたので、ゆっくり聞けたらいい復習になった気が。
2コマ目のアレルギー表示については、…
これドッグフードのパッケージの読み方も人間も共通だからね…対象が小学生だったらいいのかも。
そういえば「ペットフードのパッケージの読み方」って授業したなぁ昔。
それよりなによりスライドが4枚分を1枚に詰め込んでて、マメすぎて全然見えなかったのが強烈な印象w
元厚労省、今消費者庁だそうで、なるほど、そういうこと。
コンタクトで視力1.5に補正されてても見えなかった。
で、3コマで森永乳業さんだったんですが、
そういえば私乳酸菌とビフィズス菌をごちゃまぜにして考えちゃってたかもと気づかされました。
人間の粉ミルクについても、アレルギーになっちゃった子用の以外にも、予防のもあったんですね。
だとしたらこれって乳製品アレルギーの犬にも使えるんだろうかと試したくなった。
妊婦さんや乳幼児だっけ?投与実験して、家族にアレルギー歴がある・なしでの発症確率の追跡調査、
来年あたりに一発目の結果が出るのが楽しみです。
この情報ミックスさせて、どう犬に反映させようかなと考えたとき、
ビフィズス菌の選び方と実際に与えてからの観察…くらいだけど、人には人のビフィズス菌ってことでしょ?
ビフィズス菌の選び方と実際に与えてからの観察…くらいだけど、人には人のビフィズス菌ってことでしょ?
でも犬だとさらに犬に有効なビフィズス菌も研究なんてなかなか進まないし、
さらに人間より胃酸強いから、届くかってことも検証しなくちゃいけないし、
人間よりもさらに個体差が広すぎるから、いろんなことがわかっていくのは期待して待ってられない。
そうすると現時点で手堅いのはやっぱプレバイオティクスのほうかな…と思ってまう。
あとフラクトオリゴ糖とか、外部からの善玉菌の補充が情報不足でよくわからない分、
あとフラクトオリゴ糖とか、外部からの善玉菌の補充が情報不足でよくわからない分、
すでに腸内にいるものを増やす方向、かなぁ…やっぱり。
つまり新情報は得られなかったってことですがw
安定したシンバイオティクスが早く製品化してくれたら悩むことないのに(愚痴
イメージだけをお伝えするためざっくり言いますと、
プロバイオティクスはお腹でいい働きをしてくれるもの、プレバイオティクスはそういうのの餌や
食物繊維などすみやすい環境をサポートしてあげるもの。
プロとプレでややこしいですがw
その2つを一緒に効果的に、っていう造語がシンバイティクスで、
ペットフードでもこの3つの言葉は結構使われています。
食物繊維はビートバルプとかかさましだとか悪者悪者いわれた時期もありましたが、
最近ユーザーも冷静さを若干取り戻しつつあり(どこが事実で何が真実か)、
メーカーもそんな中わざわざ印象の悪い言葉はもう使いたくないので、プレバイオティクス配合!とかw
大変よね(泣
企業のお話し、もっともっと身近に聞くチャンスあればいいなぁと思いつつ、
今後もチャンスを逃さず参加したいなぁと思ったのでした。
子牛さんいました。
先代のわんこは難病でここにも通ったんですよね~
次にこんなんもあるみたいですが、内容は想像つくから迷うところだけど、行けたらいくかな。