Quantcast
Channel: わんこと淡水&海水アクア、家庭菜園とか。
Viewing all articles
Browse latest Browse all 826

耳血腫とアレルギー治療のその後

$
0
0
ゆずのアレルギーですが、すっかりOK出て
かゆみも10段階飼い主主観のうち、ピークが8から2あたりにまでおちてコントロールできているので、
一旦通院は終了しています。

やっぱり身近になった子がいると、一番勉強になりますね。
これまで以上に治療経過がするする入っていく感じでした。

画像は耳血腫の経過で、派生でできちゃうようなものですが、
ぱんぱんになる前に、なっちゃったら抜いて、
再貯留する前に圧迫包帯が一番みたいですね。
ネットとか職場の獣医さん複数人に聞いたりして、結局これが一番落ち着いた。
イメージ 1
 
いじらない子ならカラーもなしですむ。テープはユティールとかの布粘着で多少伸び縮むするのがおすすめ。
激落ちくんが軽くてはさみなんかで頭のうえにあてる枕をその子の形に作りやすい。
テープで左右対称に圧迫のテンションかけつつ留めますが、耳の中が蒸れたり聞きづらくて
生活しづらくないよう、耳穴は後からハサミで注意しながらあけます。
イメージ 9
もちろん、耳先など壊死しないようにちゃんと血が通ってるか毎日触ってチェックチェック。
 
 
イメージ 2
ぷっくりぱんぱんになったのが、そのうち耳の皮膚が液の圧で完全に二枚皮に。
そうすると決壊したかのようにだるんだるん。とんがりコーンみたいな耳に。
気にして耳を振る振る。
 
イメージ 3
カラーだけではどうにもならないので、合間に2回ほど血を抜きましたが、
1回目は直後にテーピングしなかったから、すぐたぷんたぷんに。そりゃそうだ。
 
2回目には液を排出したのが再貯留する前に、圧迫包帯で固定です。
ブルブルしても、遠心力で耳が振られることがなく、カラーも外せたので生活にはそんなに
支障はなさそうでした。足で引っ掻いてとってしまわないか、もちろんカラーして慣れさせて
様子見てからのほうがいいですよ。留守中万が一テープに爪引っかかったり、テープ取って
ぶるぶる血しぶきが飛んでいる我が家に帰るのは嫌ですから…
 
4,5日か、汚れたりゆるまったりしたらテープは交換しました。
テープががっつりついているところは毛が抜けて少しただれちゃいます。
でもユティールみたいなのはまだアルコールで濡らせば取れやすくなるのでましかな。
 
伸縮ゼロのテープは皮膚かぶれるし首しまるからやめましょう。
 
 
この時期、ちょうど耳血腫が夜間に全部で3件だったかあったんですよねw奇妙な…w
 
 
 
実際に通院してみて、
わかっていても、焦りやいら立ちがあり、飼い主の負担も金銭面でも身も心も、
ちゃんと治療しようと思ったらなかなかのものと体感できました。
 
これが、よくわからずゴールも見えず、こねくりまわした状態になって改善しない!と嘆く状態だったら
投げ出しちゃうのもわかる気がします。

今回かかった皮膚科専門医の先生もこれまたおもしろい先生で、
いろいろ勉強されていて意気投合、意見交換がおもしろかったです♪ 
 
イメージ 4
 
 
イメージ 5

毛の薄さは夏から冬への換毛期でしたからまた一概には変化といえないんですけどね、
かゆくてかゆくて眠れない、という犬も人間もストレスフルな生活から解放されただけでもやってよかった…!
と思えます。やっぱ皮膚科好きだわ。
 
イメージ 6
かゆさがピークの時に、いつのまにか齧ってしまった尻尾。
尻尾だけはぁぁぁ すんごい生えてくるの遅いんだからやめてーー

皮膚科の診療をどうやったら患者に理解してもらえるか、
たとえば禁煙外来みたいに5週間ワンクールで…とか最初から飼い主に言うのはどうだろう?とか。
 
そしたら途中で勝手にやめてそれまでの努力が無駄になることもないかも。
 
IBDも食物不耐性と食物アレルギーとの関連性もこれから見えてくるのでは、と思うと、
おもしろいぞ皮膚科!と思うのでした。
 
イメージ 7
 
 
各パーツ、落ち着くまでに通院して内服ありで1か月~1か月半くらいでした。
今は減った体重も戻っています。
 
 
 
もう今は耳には何もつけてません。
イメージ 8

軟骨化してきた早々に立ち耳の矯正サポートしてやれば立ったかもね、まぁいいや。
片耳垂れな、一度で二度おいしい犬。

イメージ 10
 
おかげでまた我が家に療法用シャンプーコレクションが増えてしまった…
かゆみがおさまればシャンプーなどのケア不要かというと、その後こそ肝心!
人間でもにきびとか脂でなっても、つぶしたり治ったあとって乾燥して皮むけたりしますよね?
あれは皮膚の層のダメージが残っていて、デリケートになっているから。

なので治った後こそ、しっかり洗浄&保湿のケアで、肌理が整うまでお肌をサポートしてあげます。
 
今のゆずはエピスースとアデルミルとヒアルロン酸、それに部分的にデュクソラール、ダームワンで
脂肪酸の補給もしています。どんだけ乾燥してんだって話ですがw 
ヒュミラックはなんか好きじゃないから…ボソッ
 
こんな組み合わせを体の状態に合わせてやって楽しんでいます。...

食物アレルギーの方も処方食で収まっているのですが、
これも実験したいことがあるのでちょこまかやらせてもらいますw 
 
8か月から1年はリンパ球反応が抜けるまで人ではかかると言われていますので、
間に再検査も入れつつ、主体は療法食、でも様子見て手作りでの除去食的な実験もやってみよう。

という現状でした。お気にかけてくださったみなさま、おかげさまでこんな感じで愉しめております♪
ありがとうございます♪

Viewing all articles
Browse latest Browse all 826

Trending Articles