初めて行ってきたー 国立能楽堂!
千駄ヶ谷にあるので、大江戸線の国立競技場駅からもあっちゅーま。
なぜだか楽屋裏に回り道した気がしたけど短い距離だから気にしない。
中庭 っていっていいのか。
このとき人多くて写真撮れなかったけど、足元に二枚のモミジ!
無造作を装ったこの日本の美!!!
この松がね!
かっちょよくてね!
くっそ望遠持って来ればよかったってくらいに、葉の一本一本までもが、
狂言師のごとく隅々まで神経行き届いたくらいにパカッとピースしててね!ぴーんと立っててね!
そしてときにダイナミックに大胆に枝打ちしてるんですよ!
ほえー 手入れとか見てみたいな~ っつってもこんなとこでじじばばに混じって
松とか距離はかって写真撮ってる私… さすがに視線を感じそこそこに。
門のとこ、LED!LED!
どこにLED使ってセーフでしょうか!っていう一人みっけゲームしてみたり!
舞台の照明はやはりメタハラっぽいんですが、ああいうのはやっぱり色温度定期的にはかるんでしょうかね、
私の水槽の照明なんてがんがんに落ちてそうですが…
メーター処分せずにとっておけばよかったか。
建築みててもおもしろくってね、あの屋根葺きなんの素材なんだ?とか考えて見てると
待ち時間あっというまに過ぎる。
初めて行ったからなおさらなのかもしれないけど、国立能楽堂、行って見てみるだけでもおもしろかった!
肝心な、何観に行ったかといいますと…
あぜくら会員限定のチケットゲッツで行ってきました♪
国立能楽堂開場30周年記念 あぜくらの夕べ
2013年12月17日 18:30~
◆「三番叟 空木之式(くうもくのしき)」
三番叟 野村萬斎
千歳 野村裕基
笛 藤田六郎兵衛
小鼓 大倉源次郎
飯冨孔明
清水和音
大鼓 亀井広忠
後見 野村万作
竹山悠樹
地謡 岡聡史
石田幸雄
深田博治
内藤連
◆狂言(和泉流) 「咲華」
シテ/太郎冠者 野村万作
アド/主 野村萬斎
小アド/咲華 石田幸雄
後見 深田博治
いや~ よもや30過ぎて能楽にはまるとは。
もっととっつきにくいイメージだったけど、狂言は伝統芸能のとっかかりにすごくいいですね。
ドリフだよね。ベタな笑いが好きな私としては大好きだわ。
そして建築と日本庭園と日本語と時代背景と、好きなもんいっぱい。
萬斎楽しむはずが、直前に息子の裕基くんの3歳の頃のDVD観てから行ったから
もうかわいくてかわいくて。もう中2かなんかなんですけどね。
軸はふわふわしてるけど初々しくて今だけの味だしたらいいわ。かわいいわ~
そして今回は万作さん(萬斎父の人間国宝)が全部かっさらってってるな~という印象。
なんも知らない素人意見ですけど、声が脇正面だったせいもあって、
萬斎さん声がLEDみたいに飛んでくんだよね。だから背向けられると若干聞き取りづらい。
でも万作さんメタハラとかハロゲンみたいにぼわわわわ~って声が波で広がってくみたいで、
どっち向いてても言葉が差無く聞き取りやすい!
笑いのタイミングも顔も目が離せなくなる!
さすがだわ~ 国宝だわ~
私にとって初の生三番叟、祝いの儀ですが、空木之式というその名もスカイツリーバージョンだったので、
次はスタンダードも観てみたいなぁ。