去る3月30日、ロイヤルカナンのベテリナリーシンポジウム2014に
参加してきました。全国をまわる東京会場最終日です。
場所はおなじみホテルニューオータニ。
テーマは「内科的重症患者の栄養学的支持療法」。
・「“食べない・食べられない”ときにどうするか?」
東大動物医療センター大野耕一氏
・「薦めるのには訳がある-フードに込められたメッセージ-」
・「薦めるのには訳がある-フードに込められたメッセージ-」
ロイヤルカナンジャポン上田綾子氏
![イメージ 1]()
もうちょい早い時間に行ってれば桜満開だった。
もうちょい早い時間に行ってれば桜満開だった。
ホテルニューオータニの中でも、2000人入る箱おさえてんの。
そしてケーキ・フルーツ・サンドイッチとかの軽食。
これまだ人少ないとき。
知ってる人は早めにくる。でもそこは目的じゃないけどな…
自由にとってって、席で食えんの。
席全部にコーヒーカップと水。
ホテルマンが給仕にくる。
紙袋も箱入りボールペンも、2014のロゴ入りで、
入ってた電卓なんて、無印良品の1050円って値札隠れてた。
もちろんロゴ入りで。
我ながらいやらしいことしておるという自覚はあるw
ハンドアウトもめっちゃ立派な装丁。
「 こ れ が 全 部 無 料 」
そりゃさ~資金どっから出てんのかとかやっぱ引くよねすごいよね。
とか半ば笑いつつ楽しんでケーキほおばってきました。
「 こ れ が 全 部 無 料 」
そりゃさ~資金どっから出てんのかとかやっぱ引くよねすごいよね。
とか半ば笑いつつ楽しんでケーキほおばってきました。
でもね、世の中には資金を作ることで別の社会奉仕をするという方法も
あるわけで、ヨーロッパやらメリケンさんは特に成功者が社会奉仕するのは
当然で。そこだけ目くじら立てて敵と思ってもしょうのないことです。
メーカー主催だから宣伝の機会もあるわけで、
偏ってるから行かない、ってなると多分なんの情報収集もできなくなっちゃう。
利益のための思惑ととるか、熱意ととるか、
利益のための思惑ととるか、熱意ととるか、
正直両方あるからでかくなるんであって。
なちゅらるぅ派は大手をこきおろしますけどぶっちゃけ学問の部分と
民間療法とか健康な時の天然志向とかとまた話のステージが違いますし。
入院したとか病気になったら療法食の大筋は
ロイヤルカナンかヒルズあたりですからね品揃えあるの。
さて、内容はというと、一言で言えば「チューブフィーディングの話」でした。
治療の際に栄養管理がおろそかになっていないか。
本人の食欲が落ちるのは当然だけど、それを放置していないか。
狙いのない絶食を安易にしていませんか?
それが治癒後のグラフ上昇にも関わってきますよ、っていう。
だから早めに判断して、チューブを鼻・食道・胃だったりと
だから早めに判断して、チューブを鼻・食道・胃だったりと
状態に合わせて設置して栄養管理しましょうねって話。
ぶっちゃけ栄養学に興味あったらどこかで一度は聞いてると思う。
ぶっちゃけ栄養学に興味あったらどこかで一度は聞いてると思う。
私の場合ペット栄養管理でもJBVPレクチャーシリーズの
がん患者の栄養管理でも小林哲也先生がやってた。
看護の勉強してる人はその中で出てくるはずだし。
過去記事「がん患者の栄養管理 犬猫」友だち限定にしてた。
でも内容としては似たような感じでも、繰り返し聴くことで
自分のわかる部分も違うなぁと。
窒素死の話、アルブミンの話など、まだまだ血液検査データ見て
瞬時に「これがやばい!」ってのがわかる賢い看護師には遠いですが
そうか、だからあの子の最期はアルブミンがこうなってったんだなぁとか
…本当にひとつひとつですね。
それでいいんだろうなって思ってますが。
19:30-22:00という時間帯で行われましたが、
夜勤と夜勤の合間に行ってた私は仕事に間に合わないので15分前に退席。
すみませんすみません。
このシンポジウムは、獣医師と動物看護師を対象として年に一回行われます。
栄養学を広めることを目的としています。
今回は知ってる内容だったけど、知ってるのと実行できるには深い溝があるけど、
とりあえず毎年参加しておこうかな、と思いました。
来年のテーマも楽しみです。