6月9日
19時に夕飯完食、21時より嘔吐を繰り返す。内容は未消化フード。夜中嘔吐は続きお祈りポーズをとったり震えている。腹部痛なし。フード変更なし。心当たりは餌を与えた後姪っ子が寝入ってしまい、床に置いていたフード袋が封開けっ放しだったから食べた?散らかりは無し。明け方も吐くものがなくても吐き気が続いている。水を飲んでも吐出、多飲多尿。
6月10日
朝になって顔つきは良化、脱水が見られたためHD受診しソルFでの皮下補液とガスター、プリンぺランsc、検査をせず最悪私の出勤まで持てばの処置のみのため、セレニアはせず。内服でとりあえずプロナミド3日分。
夜、私の出勤時の確認では嘔吐なく元気とのことだったが、通勤途中で消サポ缶大匙1ほどでも吐出があって内服できずと連絡あり。看護の兼ね合いや私の仕事の都合から、連れてきてもらい精査することに。
ってことで、けんちゃん深夜の急患~になったのでした。
高速飛ばしてきた姉、超眠そう…
もうちょっと早ければ一緒に出勤できたのにねw
朝皮下補液はしたものの、やはり脱水が
粘膜および血検においても軽度にみられたので、どうせいるなら…と
ついでの持続点滴。ソル3にビタミン類で。
しょぼくれケンヂw
0時頃来院してすぐにガスター、プリンペランsc。
しかもこの日は電話もあまり鳴らず、入院患者も落ち着いていたので、
じっくりじっくり検査のけんちゃん…w
血検は軽い脱水以外特記なし。
レントゲン。発症時から尿は多飲多尿はあったものの、便は良便。
数回出ていて、腸は動いているようなので念のため撮っただけ。
ほらほらけんちゃん、股関節脱臼のときの骨頭切除↑
骨がな~いw
エコーで胃に液体が溜まっていて気持ち悪そう~って感じでしたが、
5mmで胴抜いてるすかすかトイプーなので腹を刈らずに診てもらったw
点滴も留置いれるときに汚染は心配ですが、一晩…数時間なので、
朝になれば、よっぽどじゃなければ私が帰宅するときに
ともに連れて帰るつもりだったので、前肢は刈らないでいただいたw
ほんとすみません。まじで毛生えるの遅いから…。
入院とかになればそれはもう毛刈りごときどうでもいいんですけど…。
で、このエコーで。
偶発的に胆嚢のぽんぽこりんなの発見…_| ̄|○ ガクッ
まじかー胆嚢かー 症状出づらいよねー 出たときには面倒くさいよねー
ちょうど胆嚢破裂で重度の癒着で大変な子が入院してたとこだったから
オペになったら入院長引くし、とにかくめんどくさいものに…よりによって…
ALPもGGTもとりあえずらしき数値変化はなく、
今回の嘔吐との関連性は薄そう。稟告と経過からすると、フード一気食いして
一過性の胃拡張にはなっていたのかもしれない。ただ閉塞せず
流れてはいたので、胃炎での症状が残ったのかな?程度。
むしろ胆嚢だよー 停留してるのか微妙、結構ぱんぱんなんだけど
うっすら隙間はアリ。胆嚢粘液嚢腫の懸念ありなので、
家での考えうる症状のチェック法について姉に説明はしましたが。
胆嚢粘液嚢腫はweb検索でもいろいろ情報はありますが、ぶっちゃけ
原因ははっきりわかっていないもの。ウルソやスパカールで流れてくれれば
いいですが、大抵は溜まる、溜まりやすい何かがどこかで起きているので、
だから内科療法では解決しにくい…
破裂したら面倒だし、そうなったら即オペですが、そうなる前に取るには
侵襲が大きいし、けんちゃんの状態だとまだ確定にはまったく至らない。
胆汁は脂肪を分解するものなので、低脂肪の療法食に切り替えてもらい、
ひとまず今回の嘔吐が消失して日を空けてから、再度エコー見て
内服やってみることに。
いずれにせよ月1で胆嚢をエコーで追っていったほうが安心なので、
毎月けんちゃんと出勤することになりそうですw
低脂肪にしたからといってこれまでが高脂肪だったかというとそうではなく、
webでは短絡的思考で書かれたものもありますが… 体なので。
そういう話ではありません。脂質代謝の異常という説もあるし。
ちょうど前回のトリミング時、姉に「ケンちゃん急に老化してるんだけど!」
って話をしたところだったので、因果関係は気になりますが。
粘膜の斑が急に濃くなり、毛の色と質が変わったんですよね~
急すぎておかしいな、とは思っていましたが。
んなこといっても、ゆずもエコーは先生が「やりたいやりたい」言ってますが、
「絶対やだ!」って逃げてるので見たことありません…
だって動物は毛があるとエコー見えないので、刈らなきゃいけないんですよ…
早めに気づいてどうにかしたいなら定期健診でハゲ作ってもみたほうが
いいかもしれませんが、結局画像診断って獣医師に見つける力が無いと
見過ごすから…典型的なのなら見つかるかもだけど。
一般的にはしたほうがいいですよね、とは思うけど。
結節見つかっても別に…病気ゼロってこともないからさぁ…
(うちには一件○まんえーんの見えないものも見えちゃうガクブルプロフェッショナルがいらっさるので安心ですが)
そんなわけで、けんちゃん夜間にバイトリルなんとなく入れてみたものの、
あとは朝には注射追加で入れて、預かった間一度も嘔吐はなくすんだので
内服出してもらい。ありがとせんせー
セレニアは検査をしたので明らかなる嘔吐を止めてはいけない理由が
なさそうだったし、日中けんちゃん留守番犬だから、念のため、です。
検査すれば何もなければ安心、ですからね。
こうして偶発所見が出ちゃうこともありますし~
あああ 知らなかったら困るけど知りたくないような。
めんどくさいけどしょうがないねけんちゃん…
しかしエコーも腹刈らないで見れるってなんか笑えるねけんちゃん…
もう帰る…
耳毛も生えないけんちゃん…
夜間救急で同じコースしたら諭吉さん片手じゃ足りないよけんちゃん…
その後消缶からドライ混ぜつつ給餌指示し、一週間経ちますが
発症から今でも食欲の低下もなく、一般状態良好のようです。
一瞬でもフードの袋を地べたに置いちゃダメ!って言っておきました。
けんちゃん食い意地張ってるんだし、管理責任から胃拡張とかやだし。
ダックスでも胃捻転ありえますからね~