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Channel: わんこと淡水&海水アクア、家庭菜園とか。
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「低アルブミン血症への対処」セミナー

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昨日は当院主催の協力病院さんへ向けての5回目のセミナーでした!
「低アルブミン血症への対処について」、5時間近い長丁場ながら
とってもおもしろかったー!!行けてよかったー!!
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うちのスタッフも行きたがってた人いっぱいでした。
遠方からは群馬福島からも足をお運びいただきました!


低アルブミン血症は肝機能低下、状態悪化の子たちが浮腫ったりと
よく見ることになるものですが、それが何によって引き起こされるのか。
どう対処すればよいのか。

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本院長からはアルブミンとはなんぞや、からのお話し。
…もうね、普段から聞けば聞いた以上のことを教えてくれるお人なので、
わかりやすいことこの上なし!!声のトーンも絶妙です。
刺すべしの文字が見えづらかったのは仕様でしょうか!w


麻酔医な先生からの麻酔にまつわるお話し。
横臥やショック状態できますしね~循環不全、低血圧へどう対処するか、
ヒト医療で勉強されてる方なので、やはり獣医療はアップデートが遅いんだなぁと
つくづく!低血圧への対処も獣医も専門医がいてくれると心強いなぁと思いますね~
救急としては最強の味方を手に入れた!って感じでしょうか。
何より発表慣れした感じが圧巻でしたわ。ほんとに年下ですか!?
ベテランの安定っぷり!


その後に統括センター長からの熱いお話し。
敗血症、SIRS、DIC。HypovolemiaからのARDSは救命率が極端に下がるので、
その前にかかりつけさんにしておいてほしいことは何か。


肺水腫で死んでゆく子たちの末期はがぼっとピンクの水が出てきちゃうわけだけど、
あれはほんと苦しいだろうなと思いますよね。陸に居ながら溺れる。

DICのバイタルサインの変化についても、改めてそうかそうなってるよなぁと
思いますし、普段から激務の救急医療の人間が、こうしてなんとか時間を作って
協力病院さんへお話しするってとても大事なことだし、
同じ場にいる看護師としても、そうかそういうことなのね、と
より認識を深めることができて、とにかくよかった!うん、よかった!


JAHAとかの継続教育的なお話しなセミナーってどうしたって上っ面だけど、
「やんなきゃ死ぬ」「挿管して死んだら飼い主さんの心象はやらなきゃよかったと
鈍るかもしれないけど、やんなきゃ確実に30分後には死んでる子に、
可能性を作る」、そういう日常のリアルだったので、
参加者の方々も症例紹介も含め食いつくように聴講されていましたよ。


一般病院で働いたことのある看護師の子たちが、
「横臥やショックになってる子ってここに来る前はそのまま死ぬもんだと思ってた」
「先生たちそこから戻すんだからすごいよね~」って言ってたのを思い出した。


それと、ひさしぶりに獣医療のセミナーへの参加だったので、
表現や言葉の選び方が聞きなれてて楽だったw
やっぱりヒトとは言い方も病名すらも違ったりするからな~

その後は中から外から輝く新しく仲間に加わってくださったお二人も一緒に~
かんぱーい
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演者のお三方はほっとする暇もなく激務へ!

今日も脳外科ある日の朝番のK先生は…
ほっとするのは何時になることでしょう…
がんばーww

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